ごあいさつ
ピース古谷農園は、みかん王国 愛媛県八幡浜市で温州みかん、伊予柑、ピースデコ(デコポン)、甘平、せとか、清見、河内晩柑など多品種の柑橘を味濃く育てて通信販売(通販)している柑橘農家です🍊
体が良好な状態が「健康💪」、心が良好な状態が「幸せ💛」
あなたやあなたの大切な方が、一口食べるだけで体も心も癒され笑顔で幸せな気持ちになってもらえればという願いを込めて「ピース古谷農園」と名付けました。
ピース古谷農園ってどんな農園?
こんにちは!園主の古谷之人と妻の古谷久美恵です。
私で12代続く家系で代々この地で農業を続けてきました。
大正~昭和20年代曾祖父の時代は田んぼで米作り、段々畑ではサツマイモ・麦や養蚕、夏柑も少し栽培していたようです。
昭和30年代~40年代祖父祖母の時代は畑のほとんどが夏柑や温州みかんになり野山も切り開き開墾して柑橘園を増殖していきました。
昭和50年代~温州みかんの価格暴落後、甘夏、伊予柑の栽培面積割合を増やし、父の代でビニールハウスを建てアンコールという品種を栽培し始めました。
平成8年~園主は会社勤めを辞めて就農、平成15年より夫婦二人で温州みかん、伊予柑、ハウス甘平、ハウスせとか、ピースデコ、清見タンゴール、河内晩柑など多品種栽培を始めました。
平成28年「ピース古谷農園」と屋号を名乗り現在に至ります。
園主就農のきっかけ
子供の頃からみかん山で駆け回って遊び、時にはお手伝いをし、いずれはみかん農家を継ぐのだろうと思いながら育ちましたが正直親が苦労している姿ばかり見ていたので明るい夢を抱くことはできませんでした。情報システム分野に興味があった私は工業高校へ、そして会社に就職しました。
田舎を離れて1人暮らしをしていると実家の親から園地で採れる季節ごとの柑橘が食べきれないほどたくさん届きました。
会社の同僚や上司に食べきれないのでとおすそ分けをしたのですが、自分が思っていた以上に喜んでくれました。
そしてその上司がまた上司へそして社長へとつながり「古谷君や、この真っ赤で甘い珍しいみかんは何というみかんぞな?」
「アンコール」というハウス栽培の柑橘だったのですがそれはそれは喜んでいただけたのでした。
その時初めて実家の農業を誇りに思い、農家の魅力が解り、22歳の時就農を決心したのを覚えています。
「恩送り」=「恩贈り」の心がピースな世界へ
あなたは「恩送り」という言葉を知っていますか?
恩返しではなく恩送り。
「恩返し」は誰かに親切にしてもらった時、お礼にその人に親切を返すことですが、「恩送り」とは誰かに親切にしてもらったら、それをその人に返すのではなく、別の人に親切にしてあげることです。
昔、「ペイ・フォワード」というアメリカ映画がありましたがその中で描かれていたのは日本語で言うこの「恩送り」のドラマでした。一人の少年が実行した「恩送り」は周りの大人たちも巻き込んで親切の連鎖が生まれ、人が世界が良い方向に変わっていくストーリーに感動し、自分の些細な小さな親切が世の中の役に立つかもしれないと思ったものです。
当園のみかんのご注文を受けたお客様から、「ご近所や職場でのピース古谷農園のみかんのおすそ分けがコミュニケーション作りに役に立っています!」とよくメッセージを頂きます。あなたのその優しい親切心が新たな親切の循環を生んでいることでしょう。その一端を担えたことが本当にうれしいです。
ピース古谷農園はこれからも「恩送り」=「恩贈り」にふさわしいみかんづくりを心掛けてまいります。